2010/03/13

美ナビ展 その3

数百と届いたESと作品の審査が開始されました。
まずは、素晴らしい審査員の方をご紹介します。


杉山ユキさん
株式会社博報堂 アートディレクター
1977年東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、博報堂入社。アートディレクター。主な仕事に、東ハト「キャラメルコーン」、キリン ビール「TWO DOGS COCKTAIL」など。21_21 DESIGN SIGHT「チョコレート」展に参加。日本パッケージデザイン大賞特別賞、 NY ADC・カンヌ国際広告賞・ロンドン国際広告賞でファイナリスト受賞。

金原次郎さん
株式会社 アサツー ディ・ケイ クリエイティブ部門 Idea Lab
シニア・クリエイティブディレクター
1964年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。IKEA、キャドバリー、フィスラー、SEIKO、スバル自動車等を担当。昨年手がけた、東急 ハンズヒントマーケットキャンペーンが話題を呼んでいる。09年釜山国際広告祭国際審査員、10年ニューヨークフェスティバル国際審査員。カンヌ国際広告 祭金賞、ニューヨークADC銀賞、ロンドン国際広告祭銀賞、等受賞歴多数。
川島藍さん
株式会社カプコン 開発採用チーム長
ゲームソフトメーカー(株)カプコン開発職採用責任者。技術系アウトソーシング・派遣業を経て2002年(株)カプコンへ入社。入社時よりクリエイター採 用に従事し、同社オリジナリティの支柱となるハイクリエイティブな人材採用・育成に関わる事業計画、イベント企画運営を担当。

大森修史さん
株式会社フロム・ソフトウェア
1973年札幌生まれ。北海学園大学法学部卒業。コンサートホールの管理・運営職を経て、専門学校の運営職へ。企業と学校のコラボレーションスタジオを設 立した後、株式会社フロム・ソフトウェアへ入社。人事として新卒を中心に採用活動を行っている。

堀田理佳さん
株式会社コンセント 取締役/アートディレクター
1969年静岡県生まれ。 1992年東北工業大学工学部工業意匠科(空間デザイン)卒業後、株式会社パルコ入社。同社環境デザイン部、宣伝部を経て、1997年ラナデザインアソシ エイツを設立。代表取締副社長を務める。2004年同社を退社し有限会社アールワークス設立、代表取締役社長を務める。2005年株式会社コンセント取締 役に就任。著書「ウェブデザイナーになってよかった(MdN)」。

笈川誠さん
株式会社商店建築社 月刊『商店建築』編集長
1967年東京生まれ。商業空間のデザインが注目を集め始めた80年代からその面白さに惹かれ、大学卒業後、商店建築社入社。創刊54年目を迎える店舗デ ザインの専門誌、月刊『商店建築』編集部に配属。2003年より同誌編集長。建築、インテリア、プロダクトとデザインの領域を拡大する日本のクリエーター の才能と活躍を追う。

長谷川祐子さん
京都大学法学部卒業。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、ホイットニー美術館研修(ACC奨学金)、世田谷美術館学芸員、金沢 21世紀美術館学芸課長(1999-2005)、芸術監督(2005-2006)を経て、2006年4月より東京都現代美術館チーフキュレーター、多摩美 術大学芸術学科特任教授。内外で多くのビエンナーレ、展覧会を企画する。2001-現在ウェックスナー・センター・フォー・ジ・アーツ国際芸術諮問委員、 グッゲンハイム美術館アジア芸術委員、2008年より西九龍文化地区公社理事、美術館評論家連盟会員、犬島ハウスプロジェクト・アーティスティック・ディ レクター、第29回サンパウロ・ビエンナーレ コ・キュレーター(2010)

会田一郎さん
株式会社デザインフィル 代表取締役社長
1957年東京生まれ。米国カリフォルニア大学経営大学院卒業。経営修士号(MBA)、米国公認会計士(CPA)取得。卒業後、デロイトハスキンズ&セル ズ社において企業監査およびコンサルティングに従事した後、1988年に株式会社ミドリ(現:株式会社デザインフィル)に入社。海外部、企画室、営業本部 などを経て、1993年に代表取締役社長に就任。 2009年、自社のデザイン戦略についてまとめた著書「デザインで視(み)せる企業価値」(発売元:幻冬舎/発行:幻冬舎メディアコンサルティング)を発 行。

柳澤大輔さん
面白法人カヤック 代表取締役。1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。「ART-Meter」、「HOUSECO」「こえ部」など、 ユーザー数千〜数万人規模のインターネットサービスを幅広く展開する。ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)な ど、制度面も現在実験中。近年では、ギャラリー「ART-Meter」、カフェ「DONBURI CAFE DINING bowls」などリアルショップも運営し、ビンボーゆすりを科学するプロダクト「YUREX」の開発にも従事。

タカノ綾さん
アーティスト
東京、ロンドン、パリ、ロスアンジェルスなど個展を開催し、2009年にはニューヨークのスカルステッド・ギャラリーにて「Reintegrating Worlds」展を開催し、コミック『COSMIC JUICE』を出版。2010年、Joseph Nothing氏のアルバム『Shambhala Number Two&Three 2&3』にアートワークを提供。Joseph氏のライブでVJとしてイベントにも多数参加。香港のアートフェア(5月)、ドイツのヴィースバーデ ン美術館(9月)にて個展を開催予定。画集『Hot banana fudge』 他。 photo_Kurage Kikuchi


柴山哲治さん
株式会社AGホールディングズ代表取締役 京都造形芸術大学 客員教授
一橋大学経済学部卒業後三菱商事勤務、同社退社と同時にハーバード・ビジネス・スクールへ留学。ハーバードでMBA取得後、芸術支援で世界をリードする米 国ニューヨーク・ロックフェラー家の資産運用会社に入社その後、世界的なオークション会社サザビーズの日本代表を経てAGホールディングズを設立し現在に 至る。同社は一流企業の社会貢献や芸術支援プログラムの企画・運営を行う。また、芸術系大学でアーティストになるためのキャリア教育に関する教鞭をとり社 会との接続を教えている。また2010年4月からは一橋大学で「芸術産業論」を、同志社大学では「アートビジネスとオークション」を教える。


加藤晃央
株式会社モーフィング代表取締役社長
1983年生まれ。武蔵野美術大学卒業。大学4年時に株式会社モーフィングを設立。企業のパンフレットなどの紙媒体・商品デザイン開発の受注、デザインコ ンテストやSPなどの企画の請負の他、美大生就職メディア「美ナビ」、展覧会「THE SIX」の運営など、幅広く日本の若手クリエイターと社会を繋ぐ業務に従事。


といった素晴らしい方々に審査をしていただきました。
審査内容は、エントリーシートと作品画像をみての4段階評価。
その合計点数の高い方から合格となります。

実はこの審査会、ものすごく難航しました。
お忙しい中、本当に審査員の方がた一つ一つ作品に対して審査をしていただきました。
8時間以上も審査をしていただいた方もいらっしゃいました。
ただ、エントリーシートと作品を数百審査する作業はまさに大変な作業です。

だからこそ、審査に合格した方も合格されなかった方も審査結果を真摯に受け止めて欲しいです。

審査員の方々、本当にありがとうございます。
本当にありがとうございます。

さあ、作品も決まりいよいよ展覧会に向けて作品の搬入が始まります。

美ナビ展 その2


1月中頃から
北は北海道、南は沖縄までと
全国の美術・芸術系大学と専門学校に作品募集のポスターとチラシを配布しました。

弊社就職サービス「美ナビ」で培った就職課様や学校関係者の方々の協力もあり、
短期間ではありますが、多くの作品が実行委員会に届きました。

美ナビ展は、初めての試みです。
そのため、実行委員会としても、応募数の予測がたちませんでした。

最初の一通は、武蔵野美術大学の学生から郵送での応募でした。
その次は、WEBにて日本大学芸術学部の学生からメールで届きました。

その後、一日一日会社に郵便物や宅急便が届く度にただただ、ドキドキしました。

応募期間が短く学生からエントリー期間の延長の要望が多々あり、
エントリー締切を19日(金)から26日(金)を延長した結果急激にエントリーが増加。

そして、僕は一週間会社に宿泊。
最終日は、弊社の電話回線や郵便ポスト、
メールサーバーがパンクし社員全員で徹夜作業となりました。

郵送で届くたくさんのエントリーシートと作品。
エントリーシートと作品の山をみて、
その一枚一枚に学生さんの真剣さ、この展覧会に対する気迫を感じていました。
だからこそ、その気持ちに応えたいと実行委員会一同で実感したエントリー締切最終日。

美ナビ展開催

いよいよ、3月11日(木)から六本木ヒルズ52F森アーツセンターギャラリーにて
美ナビ展がスタートしました。

昨年末くらいから構想にあがりました、
森ビルさんと弊社の共催事業である美ナビ展。

いろいろな障壁を乗り越え無事開催することができました。

本展覧会が開催できたのは、
お忙しい中、審査をしていただきました審査員の方々
過密なスケジュールにも対応してくださった学生の方々
森ビルアーツセンターギャラリーの皆様など多くの関係者の皆様のおかげだと思っております。

この場をかりて、厚く御礼申し上げます。

3月から展覧会を開始するのに、1月半ばより告知開始という遅すぎるスタートではありましたが、全国から本当に多くの学生さんの作品が集まりました。

その後、審査をさせていただき本展に残った作品が「今」六本木ヒルズ52Fに展示されております。

それでは、今更ですが、展覧会情報を振り返ってみようと思います。

美ナビ展 その1

いよいよ、3月11日から美ナビ展がスタートしました。

昨年末くらいから構想にあがりました、
森ビルさんと弊社の共催事業である美ナビ展。

いろいろな障壁を乗り越え無事開催することができました。

本展覧会が開催できたのは、
お忙しい中、お時間を8時間近く審査をしていただきました審査員の方々
過密なスケジュールにも対応してくださった学生の方々
森ビルアーツセンターギャラリーの皆様など多くの関係者の皆様のおかげだと思っております。

この場をかりて、厚く御礼申し上げます。

3月から展覧会を開始するのに、1月半ばより告知開始という遅すぎるスタートではありましたが、全国から本当に多くの学生さんの作品が集まりました。

その後、審査をさせていただき本展に残った作品が「今」六本木ヒルズ52Fに展示されております。

それでは、今更ですが、展覧会情報を振り返ってみようと思います。